家計診断Pro、ついにGitHubでバージョン管理を開始しました(初push成功までの全記録)
本日は、家計診断ProのコードをGitHubで管理するための第一歩として、はじめてのGit&GitHub連携に挑戦しました。
私はこれまで、ローカルファイルとバックアップ中心の運用でしたが、
- バージョン管理
- 変更履歴の保存
- 将来の共同開発やAI(Codex)活用
を見据えて、GitHubの導入を決断しました。
正直、「Gitって難しそう…」「黒い画面が怖い…」という状態からのスタートでしたが、
最終的には 無事にGitHubへの初回push(アップロード)まで成功 しました。
今日はその流れを、実際に打ったコマンドと、日本語の意味つきで記録しておきます。
✅ Step1:Gitが入っているか確認 → そのままインストール
最初に、Gitが入っているかどうかを確認しました。
git version
すると、最初は Gitが未インストールの状態 で、
Macから次のようなダイアログが表示されました。
「この操作には開発者ツールが必要です。今すぐインストールしますか?」
迷わず、
✅ そのまま「インストール」を許可
✅ Apple公式のGit(Command Line Tools)が自動でインストール開始
数分待つだけで、インストールは完了しました。
その後、もう一度同じコマンドを実行。
git version
結果:
git version 2.50.1 (Apple Git-155)
👉 日本語訳:
✅ 「Gitが正常にインストールされ、使用できる状態になった」 という意味です。
このように、Macでは特別な操作をしなくても、必要になったタイミングでGitを自動インストールできます。
初心者でも安心できるポイントでした。
✅ Step2:GitHubアカウント作成&リポジトリ作成
ブラウザでGitHubに登録し、
household-diagnosis-pro というリポジトリ(保管場所)を作成しました。
✅ Step3:ローカルのフォルダをGit管理にする
今回、家計診断Proの本番ファイルは以下です。
FHC_makepdf_20251027_2.ini
それをGitHub用のフォルダへまとめました。
mkdir FHC-GitHub
mv FHC_makepdf_20251027_2.ini FHC-GitHub/
cd FHC-GitHub
👉 日本語訳:
mkdir:フォルダを作るmv:ファイルを移動するcd:そのフォルダに移動する
✅ Step4:Gitを初期化して最初の登録(commit)
git init
git add .
git commit -m "Initial commit: 家計診断Pro 本番INI"
👉 日本語訳:
git init:このフォルダをGit管理にするgit add .:すべてのファイルを登録対象にするgit commit:今の状態を「履歴」として保存する
✅ Step5:GitHubと接続(リモート設定)
git remote add origin https://github.com/hidekiyamagamibiz-a11y/household-diagnosis-pro.git
git remote -v
👉 日本語訳:
- GitHub上の保管場所と、今のフォルダを紐づける作業です。
✅ Step6:認証エラーとの格闘 → Personal Access Token方式へ
ここは一番つまずいたポイントでした。
現在GitHubでは、通常のパスワードによるpushはできません。
代わりに、
✅ Personal Access Token(トークン)という専用パスワードを使います。
私は最初ここで何度か失敗しましたが、以下の対応で無事解決しました。
- GitHubで新しいトークンを発行
- Macの「キーチェーン」に残っていた古い認証を削除
- トークンを「Password」として貼り付け
✅ Step7:いよいよ初回push成功!
git push -u origin main
👉 日本語訳:
「今のコードを、GitHubに初めてアップロードする」
入力結果は以下のとおりです。
Enumerating objects: done.
Writing objects: 100% done.
To https://github.com/hidekiyamagamibiz-a11y/household-diagnosis-pro.git
* [new branch] main -> main
branch 'main' set up to track 'origin/main'.
🎉 これで、家計診断Proのコードが正式にGitHub上に保存されました!
✅ GitHub導入によって得られたこと
今回の作業で、以下が実現しました。
- ✅ コードのバックアップが安全に取れる
- ✅ いつでも過去の状態に戻せる
- ✅ 開発履歴がすべて記録される
- ✅ 将来、AI(Codex)による支援や共同開発にも対応できる
まさに、個人開発から「継続開発」へステージが1段上がった感覚です。
✅ 初心者でもGitHubは「ちゃんと使える」
私自身、
「専門エンジニアでもないFPがGitHubなんて使えるのか?」
と最初は不安でした。
ですが今回、
✅ ターミナル操作
✅ アカウント作成
✅ 初回push
✅ 認証トラブルの解決
すべて自分で体験しながら乗り越えることができました。
結論として、
初心者でも恐れず進めば、GitHubはちゃんと使いこなせます。
✅ 明日以降の予定
今後は、
- 家計診断Proの機能追加
- コード整理
- バージョンごとの保存
- GPTs・AIとの連携強化
これらを GitHubで安全に管理しながら進化させていく予定です。


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